2010年07月19日

開業への想い

 いま地ビールが再び注目されはじめている。初春には朝日新聞、初夏には読売新聞とメディアにも取り上げられた。
 かつての地ビールは、観光資源的な側面が強く、設備も大きく、値段も高かった。そのため、地域の方が日常的に飲むものではなく、贈答用や、観光客のお土産、それに都市部への出荷が主な利用となっている。
 しかし、私がやろうとしているのは、「街の豆腐屋さんのようなビール」。手造りのビールを、毎日でも飲めるような手頃な値段で販売する。地域の人が自分用に気軽に飲めるビールだ。
 例えとして、豆腐屋さんで買う豆腐は、スーパーで買う豆腐と多くの点で異なるが、ビールも、それと同様なのだ。また出来立てのビールが美味しということは、大手メーカーの工場見学の人気ぶりからも分かる。しかし、遠くの工場へ行かなくとも、近所で常に出来立てのビールが飲めるとしたら、ビール好きとしてはこんなに嬉しいことはない。
 それよりも重要な事に、ビールには全世界で80のスタイルがあるのに、現在日本で大手メーカーが造っているのは、このうち1つ「ピルスナースタイル」にしか過ぎないということを、知っている人は殆ど居ない。キリンもアサヒもサントリーもサッポロもその点では同じなのである。この残りの79スタイルのうち、日本人に合いそうなスタイルも沢山ある。私の店では、常に数種類のスタイルを楽しめるようにし、ビールの多様性を知ってもらえる場所にしたい。
 米国では日本に先駆けビールのルネッサンスがおこり、全米で多種多様なビールが造られている。私のような個人店の形態は「BREWPUB」と呼ばれ、現在では1,000店を超えるほどの発展をしている。
 私は板橋で生まれ育ち、学生時代は中野に下宿、結婚して阿佐ヶ谷へ住み、現在は高円寺に移ってきた。慣れ親しんだこの界隈で、地に足の着いた商売をやりたい。
杉並区内で最も若者が多いこの地ならば、ビールの多様性、出来立てビールの美味しさ、手造りビールの楽しさを発信してゆける可能性が充分に秘められている。
posted by 高円寺麦酒工房 at 11:07| Comment(2) | TrackBack(0) | お店づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご無沙汰してます。

こないだ、久しぶりに日記を見ようとしたら、ここに飛んで、、、びっくりしたところです!

私もビール大好きなので、オープンした際には是非足を運びたいと思います。
大変そうですが頑張ってね!!できたてのビール、、飲みたい♪
Posted by やすよ at 2010年07月19日 14:29
ご無沙汰してます、元気ですか〜?

出来たてのビール、酵母が生きていて、カラダにも良いんですよ!

なんせ「ビール酵母」が健康食品として売ってるくらいなので、。

楽しみにしてて下さいね!
Posted by 夏丘 at 2010年07月23日 22:26
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